★ 少年と犬 ⭐︎★
2024.02.14日記
STAFF:Hiromi
ヒロミの【移動時間と休日のランチタイムにする読書】編
前回のblogでは【小川洋子】さんの『猫を抱いて像と泳ぐ』でした。
昨日読み終わったのは。。。
【馳星周】さんの『少年と犬』
この【馳星周】さん
もう20年程以上ぐらい前に記憶も薄いのですが、デビュー作の【不夜城】を読みました。
【金城武さんと山本未来さん】で映画化もされた作品ですが
じゃあ内容がどうだった?と言われればすぐには語れないのだけれど…
アウトローな内容であった事は確かで…とにかく引き込まれた作家さんでした。
【少年と犬】2020年に直木賞を受賞した作品
1匹の犬【多聞】のストーリー
男と犬
泥棒と犬
夫婦と犬
少女と犬
娼婦と犬
老人と犬
少年と犬
と…【多聞】と言う一匹の犬が辿り着きたい場所を移動しながらその行く手行く手で、寄り添う相手が変わりながら進む【短編小説】の中の主人公の犬の話
ワンちゃんと過ごした事のある人ならば、すごくわかる気持ちの描写。。。
私も昔一緒に過ごした【クロちゃん】は、この物語の【多聞】と同じ雰囲気で、クロのお父さんは【シェパード】だった。
【多聞】とは比べてはいけないぐらいに躾のなっていない、お散歩では飼い主を引っ張り回す子だったけど、今でも鮮明に覚えてる子です。
どうやってお別れをしたかも鮮明に思い出されます。
そんな【暖かい気持ち】をまた思いださせてくれる作品でした。
めちゃくちゃアウトローな作品を描く
【馳星周】さん
調べてみたらめちゃくちゃ【愛犬家】でした♩
なるほど〜♩
だからこその表現だなぁ…と
また好きになりました。